ロッテ15年ぶりVのキーマンは井口監督 OB山崎氏が手腕分析

公開日: 更新日:

ロッテには、ソフトバンクの柳田のような突出した選手はおらず、ケガ人もいる。しかし、大幅な戦力ダウンには至っていない。高卒3年目の安田を4番でガマン強く起用する一方で、若手、中堅、ベテランを分け隔てなく起用。例年になく、チーム内の競争が活発になっている。実績のある角中や清田も、今やレギュラーを奪い返さないといけない立場。二軍には、投手の大谷や内といったベテランや、野手ではルーキーの高部(国士舘大)、福田光(法大)が控えている。ウカウカしていたら、他の選手に取って代わられるという危機感を持って、選手がプレーしている印象です。ペナントの行方は、井口監督がいかに選手をうまく使い、最後まで競争を高めながらチームを機能させていけるかにかかっているでしょう」

 トレードなどの補強によるフロントのフォローも優れているという。

「松本球団本部長は、中継ぎが手薄なこともあり、巨人から澤村を獲得。目利きの編成担当が、チーム状況に沿った効果的な補強をしています」(山崎氏)

 トレード期限まであと2週間。さらなる動きにも注目だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  3. 3

    浜田省吾が吉田拓郎のバックバンド時代にやらかしたシンバル転倒事件

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    「いま本当にすごい子役」2位 小林麻央×市川団十郎白猿の愛娘・堀越麗禾“本格女優”のポテンシャル

  1. 6

    幼稚舎ではなく中等部から慶応に入った芦田愛菜の賢すぎる選択…「マルモ」で多忙だった小学生時代

  2. 7

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  5. 10

    フジテレビ系「不思議体験ファイル」で7月5日大災難説“あおり過ぎ”で視聴者から苦情殺到