阪神ボーアまさかの残留? 期待外れでも解雇できないワケ

公開日: 更新日:

 スタメン落ちも当然だろう。

 5日の巨人戦、阪神のボーアが7月23日の広島戦以来となるベンチスタートとなった。これは、前日の試合で死球を受け、同じくスタメンを外れたサンズとは意味合いが違う。

 2~4日までの巨人との3試合は無安打。対巨人戦は打率・159、2本塁打、5打点とからっきしだ。このポイントゲッターの不発が今季、6勝14敗と巨人に大きく負け越す要因のひとつになった。通算成績も打率・242、15本塁打、41打点。打率の低さには目をつむっても、ここぞの一発に期待していた向きにとっては、ビミョーな成績ではないか。

 助っ人野手の失敗が続く阪神からすれば、打っている方かもしれないが、ボーアの年俸は2・75億円。今季、最終的に20本塁打をマークしたとしても、143試合換算では24本。大金をかけた選手の割には物足りない。1年契約だけに、今季限りで解雇になってもおかしくないが、まさかの残留の可能性もあるという。

「阪神は一昨年、年俸3・4億円の2年契約を結んだロサリオを1年でクビにした。ただでさえ助っ人野手の失敗が多いにもかかわらず、高年俸ボーアも1年限りで解雇すれば、それこそフロントは赤っ恥をかくことになる。性格が真面目、日本への適応力がある、コロナ禍で外国人の調査が難しい、などと何かしらの理由をつけて、来季も契約を更新する可能性があります」(阪神OB)

 阪神は8人の助っ人を抱えるなど、外国人頼みが顕著。大金をかけてもどのみち成功しないのだから、生え抜きの若手選手をしっかり育てたらどうか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状