右肩の負傷で棄権…いまの錦織圭に決定的に足りないのは?

公開日: 更新日:

 錦織圭(30・世界ランク36位)が20日、出場予定だったベルギーのヨーロピアン・オープン1回戦を右肩痛で棄権した。

 昨年の右肘手術から復帰しようとしていた矢先にコロナ感染が判明して全米オープンを欠場。9月のジェネラリ・オープンで約1年ぶりにツアー復帰したものの、いきなり負担の大きなクレーコートでの実戦はこたえたようだ。手術した肘をかばったのか、2回戦で敗れた全仏オープンで右肩痛に。

「まだ100%ではないのでやめることにした。炎症だとは思うが、理由が何なのかは分からない」とは本人だ。

 長いブランクがある錦織にとって何より必要なのは実戦経験と、そこから生じる自信。自信がなければサーブやショットをベースラインやサイドラインギリギリに打ち込めない。少しでも多くの実戦を積む必要があるのに、それがかなわない。

 コロナ感染からすっかり歯車の狂った錦織はおはらいでもしてもらった方がいい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る