巨人菅野は日本Sでフル回転するか カギは宮本コーチの決断

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 巨人菅野智之(31)が17日、通算4度目の「東京ドームMVP賞」を受賞した。巨人では松井秀喜阿部慎之助坂本勇人の3度を超える最多受賞となった。

 東京ドームでは12試合に先発。2完封を含む8勝2敗、82奪三振、防御率2・10の好成績を残した。今季はプロ野球新記録の開幕投手からの13連勝を達成。14勝2敗、防御率1・97で、最多勝と勝率1位の投手2冠に輝いた。

 昨年、4タテを食らったパ・リーグ覇者ソフトバンクとの2年連続の日本シリーズは、21日の第1戦に先発することが確実。「相手はどこでもやるべきことは変わらない。まずは初戦を取ってというところ」と意気込んだが、さるチーム関係者がこう言った。

「菅野が初戦を完封するなど白星発進した場合、宮本投手チーフコーチは2戦目以降の先発を今村、サンチェス、戸郷、畠の4人で回し、菅野には余裕を持って中6日で6戦目を任せたいとしている。ただし、黒星が先行した時は、菅野を中4日で5戦目に投入する2つ目のプランがあるともしている。ちなみに『先発投手は少数精鋭』が持論の原監督は、初戦から中4日で5戦目の先発、つまり2つ目のプランでいいと考えているようです」

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