著者のコラム一覧
佐々木裕介フットボールツーリズム アドバイザー

1977年生まれ、東京都世田谷区出身。旅行事業を営みながらフリーランスライターとしてアジアのフットボールシーンを中心に執筆活動を行う。「フットボール求道人」を自称。

タイ・フットサル界のスーパースターは後世への道標になれるか

公開日: 更新日:

 タイからまたひとり、日本へやってきたアタッカンチがいる。

 名前はスパウット・トゥエンクラーン。

 チューレン(タイ人が持っている愛称)は「アーム」。今度は「どこのJクラブがタイ人選手を獲ったんだ?」と勘繰る人もいるだろうが、11人制のサッカーの話ではない。日本フットサル界に君臨する絶対王者、名古屋オーシャンズ(以下、名古屋)が連れてきたタイ人FPである。

 彼は2013年にAFCフットサル年間最優秀選手を受賞したことのある、タイ・フットサル界きってのスター選手だ。

 同年日本で開催されたAFCフットサルクラブ選手権(以下、アジアクラブ選手権)でチームを初優勝へと導き、自身はMVPを受賞。その大会会場が名古屋のホーム、オーシャンアリーナだった。彼の脳裏には、あの良き日の想い出が鮮明にあり、今回の移籍にも影響したのだろう、という想像が出来る。

 彼の特徴を簡単に説明するならば、万能型ストライカーといえようか。 ピヴォを得意とするが、アラの位置から相手を<剥がして>の両足から繰り出されるシュートにも定評がある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  4. 4

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  5. 5

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  1. 6

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 7

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  3. 8

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  4. 9

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ

  5. 10

    官邸幹部「核保有」発言不問の不気味な“魂胆” 高市政権の姑息な軍国化は年明けに暴走する