大阪国際女子マラソン 周回コースで日本記録期待への疑問

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 31日号砲の大阪国際女子マラソンの主催者は21日、市街地を走る従来のコースから大阪市の長居公園内を15周するコースへの変更を発表した。周回コースは大会史上初。もちろん、今大会限定である。

 全国的にコロナ感染者が増加し、大阪も13日に緊急事態宣言が再発令されたが、昨年から市内を走る例年のコースでは開催が困難になることも予想されていた。大会主催者は無観客開催を決断。出場人数も500人超から99人に絞り、万が一に備えて陸連から周回コースの公認も得ていた。

 とはいえ、舞台は1周2.813キロの平坦なランニングコース。しかも今大会は、ペースメーカーに大会史上初めて川内優輝ら男子選手を起用する。エントリーしている東京五輪代表の前田穂南(24)と一山麻緒(23)に「日本記録(2時間19分12秒=野口みずき)更新の期待がかかる」との声もあるが、こんなコースで日本記録を出して、胸を張る選手は果たしているのだろうか。

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