五輪事前合宿先で危険すぎるワクチン格差 丸川大臣トンデモ発言「一次的な免疫」すらかなわず

公開日: 更新日:

 選手団の送迎と宿泊先は民間の業者へ委託しているが、委託業者もワクチン接種はできていないという。

 一方、すでに2回目の接種を終えた自治体もある。陽性者2人が出たウガンダ代表の受け入れ先、大阪府泉佐野市は「派遣する職員4人については、職域接種で2回目の接種をすでに終えている。選手団の来日前後でほぼ全員が完了しています」(自治振興課)と明かした。しかし、陽性者の発生で合宿は現在休止中。

「選手は練習ができず自室で待機している状態が続いているので、接触自体がありません」(同)

 静岡県島田市は卓球シンガポール選手団を受け入れ、先月29日から合宿をスタートさせている。

「市の接種対象はまだ高齢者のみですが、(接種会場や医療機関で)ワクチンの余剰が出たときに声をかけていただいて、サポートに関わる職員9人は全員2回目の接種が完了しています。ただ、送迎を依頼している民間業者の運転手は大型バスに少人数乗車、2メートル以上の間隔を取るため、ワクチンは打っていません」(文化資源活用課)

 ワクチンは万能ではないが、五輪関係者にワクチンが無償提供されたのは事実。地方で支える自治体は「関係者」ではないのだろうか。先月25日には職域接種の新規受け付けが休止。東京五輪の“現場”でも、ワクチン格差はますます広がりそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒