甲子園ネット裏でささやかれる「巨人ドラ1の本命」市和歌山・小園&松川の“相棒丸ごと指名”か

公開日: 更新日:

 連日の雨天順延に悩まされている甲子園だが、巨人は今秋ドラフトに向けて、榑松アマスカウト統括らが逸材の発掘にいそしんでいる。

 15日には、ドラフト上位候補の明桜(秋田)・風間球打が帯広農(北北海道)戦で最速150キロをマークするなど、2失点完投。榑松スカウト統括はスポニチ紙上で「要所で投げるボールは力があるし一級品」と高く評価していた。

【写真】この記事の関連写真を見る(22枚)

 そんな中、他球団のスカウトの間では、「巨人の1位の本命はココにはいないんじゃないか」という声も聞かれる。

「市立和歌山のエース小園を1位、正捕手の松川を2位でバッテリーごと指名するかもしれません」

 とは、さるパ球団のスカウト。

「今年は大学、社会人が不作。巨人はエースの菅野に衰えが見え始め、戸郷、高橋に続く生え抜きの若手先発が欲しい。センバツに出場した小園は、実力もさることながら、高校生の中で総合力、完成度の高さはトップクラス。戸郷のように、比較的早い時期から活躍できると踏んでいます。その小園とバッテリーを組む松川も、打者としての能力が高い。強肩強打の捕手として、コンスタントに20本塁打をマークできる可能性を秘めている。巨人は常々、打てる捕手を探している。『ポスト大城』が不在の中、松川はうってつけの存在と言っていい。現に、担当スカウトは市立和歌山の2人を密着マークしていますからね」

 バッテリーごと指名すれば、話題にもなる。巨人の動向やいかに……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  3. 8

    佐々木朗希がドジャース狙うCY賞左腕スクーバルの「交換要員」になる可能性…1年で見切りつけられそうな裏側

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」

  2. 2

    円安地獄で青天井の物価高…もう怪しくなってきた高市経済政策の薄っぺら

  3. 3

    現行保険証の「来年3月まで使用延長」がマイナ混乱に拍車…周知不足の怠慢行政

  4. 4

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  5. 5

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  1. 6

    佐々木朗希がドジャース狙うCY賞左腕スクーバルの「交換要員」になる可能性…1年で見切りつけられそうな裏側

  2. 7

    【武道館】で開催されたザ・タイガース解散コンサートを見に来た加橋かつみ

  3. 8

    “第二のガーシー”高岡蒼佑が次に矛先を向けかねない “宮崎あおいじゃない”女優の顔ぶれ

  4. 9

    二階俊博氏は引退、公明党も連立離脱…日中緊張でも高市政権に“パイプ役”不在の危うさ

  5. 10

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明