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武田薫スポーツライター

1950年、宮城県仙台市出身。74年に報知新聞社に入社し、野球、陸上、テニスを担当、85年からフリー。著書に「オリンピック全大会」「サーブ&ボレーはなぜ消えたのか」「マラソンと日本人」など。

ツアー最終戦に大坂なおみも不在…「女王」が「女王」でない現実の受け止め方

公開日: 更新日:

 全豪覇者の大坂なおみがいれば状況は違ったはずだ。

 少し頑張れば届く位置の11位なのに、最新のインスタグラムにはエーゲ海でポーズをとるすてきなモデル姿がアップされ、そんな気はさらさらない。

 ツアーファイナルの顔ぶれは、“女王不在”という現状をよく表している。大坂は昨年の全米、今年の全豪を制し、海外のファッション誌の表紙も飾って実力、人気のそろった新女王のはずだが、彼女は女王のようには振る舞わない。大坂が違うのだろうか? 女王が女王でなく、プリンセスがプリンセスでない――あちこちで価値観は変わり、問題は変化を避けたい私たちにあるのかもしれない。

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