巨人菅野は放任からガラリ! エース復活に“元女房”阿部慎之助コーチがモノ申す

公開日: 更新日:

 チーム関係者が言う。

「捕手出身の阿部コーチの専門分野でもある『配球面』の責任者になるからです。菅野とは長年コンビを組んだ『元女房』だけに、エースにも忌憚なく意見ができる。今、菅野にモノが言えるコーチが少ないですからね。これも原監督が阿部コーチを二軍監督から一軍に上げた狙いのようです」

 昨季までの宮本投手チーフコーチは、基本的には放任だった。菅野が腰痛を抱えながら登板し、被本塁打数が問題視された2019年に、こう言っていたことがある。

「被本塁打が多い? まあ、いいんじゃないですか。エースなんだから我々が気にすることじゃない。我々が言うことじゃないんですよ」

 今季から桑田コーチが投手部門の責任者となったが、少なくとも阿部コーチは困っている菅野を放っておかないはずだ。

「昨年、宮本コーチは故障が続いた菅野について一時お手上げ状態になった。菅野は結局コンディション次第。阿部コーチは二軍監督などの2年間でコンディショニングについてもかなり研究していたので、菅野にも助言できるのではないか」(前出の関係者)

 原監督はこの日、「投手陣の中ではリーダー。今年にかけるものが強いと感じる。体を見ても、昨年よりもはるかにいい状態。何かピチピチして若返ったような感じが見える」と目を細めた。

 阿部コーチも大変である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した