日本ハム早くも今季4度目完封負け…新庄監督「ノーヒットで点を取る野球」はどこへ?

公開日: 更新日:

「この日も清水や渡辺に犠打を指示したように、小技を使って点を取りにいっているものの、機能していない。盗塁やエンドランやセーフティーといった機動力もあまり見受けられない」(球団OB)

 そもそも新庄監督は就任会見で「ノーヒットで点を取る」と豪語していた。キャンプ、オープン戦を通じて特に守備、走塁の強化に力を入れていた。阪神との練習試合で藤浪がマウンドに立つと、先頭から3者連続でセーフティーバントを仕掛けたのも記憶に新しい。

 しかし、公式戦に入ってからというもの、守備では一定の成果が出ている一方で、攻撃面の課題は山積み。好機で1本が出ないのなら、なおさら小技、足技が重要になる。新庄監督は試合後、「負けは続いていますが、徐々に徐々にいい感じになっている。目先の一勝より先の成長に期待したい」と話したが、今こそ初心に帰るべきだろう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  2. 2

    ヘイトスピーチの見本市と化した参院選の異様…横行する排外主義にアムネスティが警鐘

  3. 3

    国民民主党「新人都議」に渦巻く“スピリチュアル疑惑”…またも露呈した候補者選定のユルユルぶり

  4. 4

    巨人・田中将大を復活させる「使い方」…先発ローテの6番目、若手と併用なんてもってのほか

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    高橋真麻がフジ港浩一前社長、大多亮元専務を擁護の赤っ恥…容姿端麗な女性集めた“港会”の実態知らず?

  2. 7

    参院選「自民裏金議員15人」で当確5人だけの衝撃情勢…比例は組織票があっても狭き門

  3. 8

    ドジャースが欲しがる投手・大谷翔平の「ケツ拭き要員」…リリーフ陣の負担量はメジャー最悪

  4. 9

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  5. 10

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?