渋野日向子「突然の乱調」防止に効果アリ プロも指導するメンタルトレーナーが“処方箋”

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「2つのメンタルテクニックを紹介します。1つ目は、バーディーでもダブルボギーでもスコアに関係なく、カップインしたボールは自信満々に笑顔で拾い上げること。『スコアが悪い時にニコニコできません』というプロもいますが、この演技を継続し、毅然とした態度で次のホールに向かえば気持ちをすぐに切り替えることができるようになります。渋野選手はバーディーを取ると笑顔だが、ボギーだとムスッとした表情になる。国内男子の開幕戦を制した香妻陣一朗プロにはずっと言い続けていることです。彼はこのスキルを身につけ、笑顔こそ見せませんが毎試合、当たり前のようにやっています」

 2つ目はどんなテクニックなのか。

「極端な話ですが、指導するプロには『ハルマゲドンが起きない限り、すべてのことは想定内のこと。そう考えておきなさい』と言っています。そう思えば、例えば、池につかまりトリプルボギーになっても、想定していることなら、うろたえることはない。プロなら『バーディー3つで取り返せる』と前向きになれる。渋野選手もこのテクニックを実践していれば、3日目の大崩れはなかったと思います」(児玉氏)

 渋野だけでなく、アマチュアにも参考になるメンタルテクだ。

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