「夏の甲子園」の入場券が大幅値上げ! 高野連&朝日新聞が“金儲け”より先にやるべきこと

公開日: 更新日:

「しかし、高野連は依然として約13億円もの純資産を抱えている。今後は空席の再販売を行わないとはいえ、高野連は今夏、最大57万人程度の動員を見込んでいる。コロナ前の入場者は約80万人。大入り満員が続けば以前より入場料収入が増える計算。高校野球教育の一環というなら、商売は二の次で純資産を切り崩すのが先でしょう」(放送関係者)

 ネット上でも、「自分たちが金儲けしたいだけだろ!」などと怒りの声が少なくない。

「暑さ対策」というなら、値上げよりも先に球児の酷使の原因となっている大会期間に幅を設けるなど、過密日程を改善すべきだろう。かねて高校野球関係者の間では、「教育の一環と言いつつ、高校野球の部活動で金儲けをしていることに変わりない。ならば、実質的にタダで試合中継を垂れ流しているNHKから放映権料を徴収した方がいい」という声もある。

 プロ野球でさえコロナ禍で集客に苦戦する中、出場校やファンに負担を強いて高校野球離れを引き起こしたら、それこそ本末転倒だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 2

    自維連立に透ける実現不能の“空手形”…維新が「絶対条件」と拘る議員定数削減にもウラがある

  3. 3

    自維連立が秒読みで「橋下徹大臣」爆誕説が急浮上…維新は閣内協力でも深刻人材難

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?

  1. 6

    ポンコツ自民のシンボル! お騒がせ女性議員3人衆が“炎上爆弾”連発…「貧すれば鈍す」の末期ぶりが露呈

  2. 7

    日本ハム1位・伊藤大海 北海道の漁師町で育った泣き虫小僧

  3. 8

    米倉涼子の薬物逮捕は考えにくいが…業界が一斉に彼女から手を引き始めた

  4. 9

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 10

    影山雅永JFA技術委員長の“児童ポルノ逮捕”で「森保監督がホッとしている情報」の深層