ケガがちな日本ハム野村佑希が三塁で“ハッスル守備”連発 それを見る周囲の目は…

公開日: 更新日:

 日本ハム野村佑希(21)といえば、ケガがつきもの。

 ルーキーイヤーから左股関節脱臼、右足小指骨折、左ひざ打撲とケガに悩まされ、今季もキャンプ終盤に左足首を負傷して出遅れた。故障さえなければいまごろ主砲として一本立ちしていたともいわれるが、その野村が今季は三塁守備で大胆なプレーを連発している。

 例えば27日のオリックス戦では、初回にファウルゾーンへの打球を追いかけ、そのまま頭から観客席に突っ込んだ。観客のドリンクをぶちまけてグラブは水浸しに。球は取り損ねたが、気迫十分だった。これまでも何度か、フェンスに激突しながらファウルフライを好捕している。

 故障がちな野村の思い切ったプレーに首脳陣は肝を冷やしているかと思ったら、「いや、むしろこのままガンガンやってほしい」と、球団OBはこう続ける。

「野村は清宮と同様、穏やかな性格。これまでの再三の故障は、どこか恐る恐るやっていたプレーが原因ではないかという声もある。それが守りを重視する新庄監督の影響か、思い切ったプレーをやるようになったのはいいことですよ」

 4年目にしてひと皮むけたのかどうか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    海星・陣内優翔は長崎県初の“完全男”だが…スカウトが「上位獲得」を渋るワケ

  3. 3

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  4. 4

    二階堂ふみ&カズレーザー電撃婚で浮上したナゾ…「翔んで埼玉」と屈指の進学校・熊谷高校の関係は?

  5. 5

    自死した元兵庫県議の妻がN党・立花孝志党首を「名誉毀損」の疑いで刑事告訴…今後予想される厳しい捜査の行方

  1. 6

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  2. 7

    突然のがん宣告にも動揺なし「で、ステージはナンボでしょうか?」

  3. 8

    長崎を熱狂させた海星・酒井圭一さんが当時を語る…プロ引退後はスカウトとして大谷翔平を担当

  4. 9

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩

  5. 10

    平和記念式典での石破首相スピーチの評判がすこぶるいいが…原稿を下書きしたのはAIだった?