巨人育成6位新人・菊地大稀が支配下登録→即一軍無失点デビュー!“佐渡のドクターK”の秘密

公開日: 更新日:

「佐渡のドクターK」がベールを脱いだ。

 巨人の育成ドラフト6位ルーキー・菊地大稀(22=桐蔭横浜大)が29日に支配下登録されると、同日の阪神戦で即一軍デビューを飾った。四回から2番手として登板。2回1安打無失点で2つの三振を奪った。原監督は「堂々たる投球。急な登板だったのにメンタル的にもいいものを持っている」と賛辞を贈った。

【写真】この記事の関連写真を見る(21枚)

 新潟・佐渡島出身の初のプロ野球選手となった右腕は、150キロを超える直球とフォークが武器。イースタン・リーグではリリーフとして12試合に登板し、15回を投げて防御率3.00、全てのイニングで三振を奪い、計26奪三振。中継ぎとしては異例の奪三振数リーグ単独トップで、奪三振率は驚異の15.60をマークしていた。巨人のファーム関係者は「直球とフォークもいいけど、実はスライダーが効いている」と指摘する。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態