田中将大ヤンキース復帰の悲願は望み薄で来季も楽天残留か…ネックは9億円の超高額年俸

公開日: 更新日:

 今季限りで2年契約が切れる楽天田中将大(33)。前半戦は5勝7敗と負け先行も、防御率はリーグ9位の2.81。後半戦も投手陣の軸として活躍が期待されているものの、来季以降はどうなるのか。

「田中の悲願はあくまで『ヤンキース復帰』。他のメジャー球団からなら声がかかる可能性はゼロではないが、田中自身、そこは眼中にない。ただ、今季のパで規定打席に到達している3割打者はたったの2人。超投高打低でこの成績では、到底ヤンキースを振り向かせることはできません。田中は自分を育ててくれた楽天に恩義を感じているそうなので、このまま楽天でプレーする道を選ぶでしょう」(球界関係者)

 そこでネックになるのが年俸だ。田中は2020年オフ、年俸9億円の2年契約で楽天入り。本人が望めば1年でメジャー復帰も可能だったが、意中のヤンキースから声がかからず、残留した経緯があるという。

 それゆえ来季も楽天でプレーすることになりそうだが、昨年以降の成績に年俸9億円の価値があるとは思えない。年俸半減で楽天残留となりそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 3

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  4. 4

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  5. 5

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  1. 6

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 7

    小野田紀美経済安保相の地元を週刊新潮が嗅ぎ回ったのは至極当然のこと

  3. 8

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 9

    「しんぶん赤旗」と橋下徹氏がタッグを組んだ“維新叩き”に自民党が喜ぶ構図

  5. 10

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み