超過密日程発表も再び中止になれば…DeNA“ダブルヘッダー3連戦”冗談じゃなくなってきた

公開日: 更新日:

 嘘みたいな試合日程になるか。

 5日、セ・リーグは今季の追加日程を発表。最も過酷なスケジュールとなったのがDeNAだった。9月に当初から組まれていた9連戦に加え、15日の移動日を挟んで10連戦の後、26日の予備日がつぶれれば17連戦も。しかも、9月19日は東京ドームでデーゲーム、翌20日は甲子園でナイター、21日は横浜スタジアムでナイターという大移動が待ち受けている。

 新型コロナウイルスによるものも含め、14試合が中止になっていて、現時点で9月は30日間で27試合とセ最多。三浦大輔監督(48)は「予想していました。われわれは日程通りやるだけ。もちろん、選手のコンディショニングはしっかりやらないといけないと思っている」と語ったが、他の球団も他人事ではなくなるかもしれない。

 特に本拠地の横浜スタジアムは屋外球場。コロナだけでなく、不安定な天候にも左右される。8、9月は台風の接近や上陸数が最も多い月とされ、組まれた過密日程が再び中止になる可能性もある。そうなれば、日本球界では24年ぶりとなるダブルヘッダーもますます現実味を帯びてくる。すでに先月末の臨時実行委員会で井原事務局長は「ひとつはダブルヘッダーの実施というものも検討を始めなければいけないという部分の認識は12球団で共有した」と言及していた。

 ダブルヘッダーも単発で終わればまだマシ。「ダブルヘッダー3連戦」や「トリプルヘッダー」など、ありえない日程も冗談ではなくなるかもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    俺と巨人ガルベスの大乱闘の一部始終…落合博満さんのヘッドロックには気を失いかけた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」

  5. 5

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  1. 6

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか

  2. 7

    メジャー今オフにも「二刀流ルール」撤廃の可能性…ドジャース&大谷翔平に他球団のやっかみ集中

  3. 8

    “児童ポルノ”で衝撃逮捕!日本サッカー協会・影山技術委員長の素性…「精神的な負担を抱えていた」の声も

  4. 9

    奈良の鹿愛護会が語った現場のリアル…「シカさんをいじめるな!」の裏に横たわっている大問題

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発