ウルグアイFWスアレスが途中交代…晩節を汚しそうな太目残りの見せ場なし

公開日: 更新日:

 欧州リーグを席巻した稀代のストライカーに往時の輝きはなかった。

 ウルグアイのFWルイス・スアレス(35)が韓国とのグループリーグ初戦で精彩を欠いた。

 チームには年齢的に今大会が最後になるベテランFWに花を持たせる意識があったのだろう。序盤からスアレスにボールを集めるが、見せ場すら作れない。前半21分には相手ゴール前のヘディングでの折り返しに反応が遅れ、決定機を逃す。後半18分、かつて「最強の2トップ」と恐れられた同じ年のカバーニとの交代でベンチに退いた。

 所属クラブのナシオナルの公式サイトによれば、スアレスは身長182センチ、体重85キロ。全盛期と比べ体重は約2キロ増だが、実際はそれ以上に太目残り。パフォーマンスの低下は年齢的な衰えに加え、調整不足にも原因がありそうだ。

 スアレスは開幕前、地元メディアの取材に「戦えるメンバーが揃ったのでW杯は期待できるはずだ」と話したが、自身の低調なプレーが続くようなら、晩節を汚しそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束