箱根完勝で駒大を史上5校目の大学駅伝3冠に導く “コワモテ”大八木弘明監督の手腕

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 陸上に詳しいスポーツライターの和田悟志氏がこう言った。

「指導者就任からしばらくは厳しい指導で知られ、萎縮しているように見える選手が少なくなかった。指導者として経験を重ねるうちに、選手の意見を尊重して自主性を促す指導方針に転換しました。練習方法も選択肢を与えて選手に自ら考えさせ、迷った時だけアドバイスしているそうです。今では選手との距離感が縮まり、互いの信頼関係を構築できたことが結果につながっているのでしょう」

 平成までは「辞めろ!」が口グセで容赦なく選手をスパルタで鍛え上げた鬼監督は単に円くなったわけではない。メンバー変更を頻繁に行って選手の競争意識をあおり、チームの底上げを図ることにもたけているという。

 4月から総監督に就任する大八木監督は「3年生以下にいい選手が残っているので、来年以降も優勝できる。いい準備ができれば(2年連続)3冠も見えてくる」と、教え子でもある藤田次期監督への期待を口にした。

 その藤田氏は2000年の福岡国際マラソンで2時間6分51秒の日本記録(当時)を樹立。15年から母校のコーチを務めており、時には選手の兄貴分として大八木監督とのパイプ役を担ってきた。

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