著者のコラム一覧
早草紀子フォト・ジャーナリスト

兵庫・神戸市生まれ。東京工芸短大写真技術科卒業。在学中のJリーグ元年からサッカー誌に寄稿。1994年からフリーランスとしてサッカー専門誌を主戦場に活躍。1996年からは日本女子サッカーリーグのオフィシャルカメラマンを務め、女子サッカー報道の先駆者として幅広く活動した。日本サッカー協会公式サイトで長年、女子サッカーのコラムを担当。現在Jリーグ・大宮アルディージャのオフィシャルカメラマン。「紡 なでしこジャパンが織りなす21の物語」「あすなろなでしこ」「なでしこの教え」など著作多数。

W杯前のテストマッチは1勝1敗…収穫は「粘り強く勝利を引き寄せる勝負強さ」

公開日: 更新日:

左サイドアタッカーの遠藤純が「自分らしさを出せた」

 しかし、恐ろしいのは寒さよりも物価の高さ。街中のラフなランチでも2000円、ディナーであればプレート一品で5000円は覚悟すべき。唯一馴染み深い金額を目にしたのは、スーパーで売っていた100円の水のみ。

 これも駅ナカなどで購入すると450円ほどに跳ね上がる。常に値段を確認する癖がついてしまった。

 気を取り直していざスタジアムへ。試合が行われたOdense Stadiumには約5000人が集まり、多くの子供たちの声援がデンマークを後押ししていた。

 ホームのアドバンテージを受け、トップギアで入ってきたデンマークに日本は防戦一方。前線から攻撃陣がプレスに走るも、全くハマらない。連続してCKを浴び、自陣から抜け出せない時間が続いた。サイドまではボールが入るのだが、デンマークのゴール前は堅かった。

 左サイドを任された遠藤純(エンジェル・シティ)は「相手のプレッシャーが強くて難しかったけど、自分らしさを出せたところはポジティブに捉えたい」と話しつつも、課題としては「後半は前半に比べてクロスなどのチャンスが何度かあったが、自分自身質の悪いパスが何本もあった。そこは苦しい状況でも質の高いクロスを上げることでFWの選手が触るだけで入る確率も増えるので質をもっと上げていきたい」とした。

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