巨人・中川皓太“腰痛持ち”でも一軍前倒し復帰…投壊に苦しむ原監督の危険な賭け

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 中川が不在だった昨季も八回はリーグワーストの78失点、防御率4.34。これがV逸の大きな要因となっていた。

「中川の復帰は好材料ですが、投手が腰を痛めると、その後も苦しむケースがある。今後の起用法には細心の注意が必要になります」

 と、巨人OBで元投手コーチの高橋善正氏がこう警鐘を鳴らす。

■鍛えられないので衰える

「詳細は明かされていませんけど、丸々1年以上も長期離脱していたのだから、軽い腰痛ではなかったはず。こうなると、復帰後も再発や痛みがブリ返すのが怖くなり、投球時に思い切って体をひねれない。さらにリリースに集中できなくなって、良かった時のようなキレがなくなる。何より、体を支える腰を痛めた一番の問題点は、ランニングができなかったり、腹筋などの体幹トレーニングが限られることで、選手として弱ってしまうこと。絶対的な存在だっただけに、原監督が酷使してきた代償なのかもしれないが、特に投手にとって腰は重要。今度こそ慎重に起用しないと、選手生命を脅かしかねません」

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