松山英樹は1オーバー39位Tも好スコア続出…全米OP主催USGAはプロのパワーを見誤った

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「例年なら初日の平均スコアは73、74ぐらいでしょう。スコアがよかったのは今年はファーストカットラフがなく、例年よりもフェアウエーが広かったのも大きい。そして、メジャーはこれまでリスクを冒して、果敢に挑戦して成功すれば報われる。しかし、失敗すれば大きな代償を払うことになるといわれていましたが、今年は失敗してもペナルティーにならない。例えば6番パー4はワンオンに失敗しても、グリーンそばまで運べばラフからでもウエッジでグリーンをとらえて、大たたきのトラブルにならない。主催の全米ゴルフ協会(USGA)はプロのパワーを完全に見誤ったセッティングだといえます」(米ゴルフ事情に詳しい吉川英三郎氏)

 メジャーにはそれぞれ特色があって、マスターズは高速グリーン、全英オープンは目まぐるしく天候が変わるリンクスコース、全米プロは世界のトップ100が出場、そして全米オープンは深いラフだ。厄介なラフを警戒しなくてもいいのなら伸び伸びとプレーができて、プロの好スコアも当然なのだ。

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