DeNA首位奪回の立役者バウアーは意外に優等生…スネ傷あまたの問題児も首脳陣には絶対服従

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 ヒヤリとするシーンだった。DeNAが直接対決で3連勝、5月13日以来となる首位を奪回した25日の阪神戦。その七回のことである。

 先発のバウアー(32)が3点目を失い、なおも1死一、二塁のピンチ。交代を決断した三浦監督がベンチを出ると、サイ・ヤング賞投手はクルリと背中を向けたあと、左足でマウンドを蹴り上げたのだ。

 粘投をねぎらう指揮官に背中をポンポンと叩かれ降板に応じたものの、ベンチに下がったバウアーはそのままロッカールームへ続く通路に一直線。ベンチ裏で大暴れ──と心配するかのようにベンチには不安げなコーチと選手の顔が並んでいた。

「メジャーでも神経質で気難しいタイプで知られていたバウアーは、インディアンスに在籍していた2019年に当時のフランコナ監督が交代を告げにベンチを出るや、突然、マウンドからバックスクリーンに向かって持っていたボールを大遠投した過去がありますからね」(球界関係者)

 とはいえ、DeNAでの評判は悪くはない。

■「すべてチームの方針に従う」

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