大関取りの大栄翔“後輩大関”の二の舞い不安も 押し相撲→四つ相撲なら長い活躍目指せる

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 もともとアマチュア時代は四つ相撲。それが入門後に押し相撲一本に切り替えた経緯がある。

貴景勝は手が短いので四つ相撲は体形的に無理だが、大栄翔は手足が長い。古い話になるが、千代の山や佐田の山といった歴代横綱も、押し相撲で出世を重ねていくうち、徐々に四つ相撲も上達していった。近年でも千代大海(現九重親方)は押し相撲ながら、四つでもそれなりに相撲が取れたので長く大関を張れた。大栄翔も割と器用な力士なので、今から四つ相撲を磨いても決して遅くはない」(前出のOB)

 大栄翔はこれまで挙げた485勝中、約4割が押し出しだが、寄り切りも25番ある。7月場所で昇進しても、貴景勝よりは期待できそうだ。

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