熱射のゴルフ場で死なないための心得 「3つの体調不良症状」がある時のプレーは厳禁!

公開日: 更新日:

 猛暑のゴルフ場ではプレーヤーがバタバタと倒れている。先月、関東の名門コースで行われた公式競技会の最中にアマチュアが亡くなり騒動になったが、グリーン上でボールを拾い上げた直後に意識を失ったとか、プレーを早めに切り上げた直後に風呂場の湯船に浮かんでいた──、といった痛ましい“事件”が絶えない。ゴルフ場に救急車がサイレンを鳴らして来たのを目撃したこともあるはずだ。

 真夏のゴルフは「睡眠不足」「二日酔い」「食欲不振」の症状があるときはプレー厳禁だ。体調がすぐれないと感じたら、ゴルフ場に到着してからでも、「今日はやめておこう」と中止する勇気を持つことは大切な命を守るために必要といえる。

 そうでないと異常な暑さからラウンド中に、手足がしびれたり、めまい、立ちくらみが起きることがある。ひどくなると頭がガンガン痛くなり、吐き気を起こしてしまう。熱中症警戒アラートが出ているときはとくに気をつけたい。

 小野寺誠プロがこうアドバイスする。

「“暑さには強い”と、夏ゴルフに自信のあるアマチュアもいるでしょう。しかし、グリーンや芝の照り返しは強く、湿度が高くなれば体力はどんどん奪われていきます。前半9ホールのハーフプレーが終わって、レストランに上がってくるときには、もう足取りが重く、ぐったりしているアマチュアを多く見かけます。体力的な問題もありますが、日焼け対策や熱中症対策が不十分で、真夏のラウンドで体力を維持するノウハウを知らないようです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  3. 3

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  4. 4

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  5. 5

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  1. 6

    12月でも被害・出没続々…クマが冬眠できない事情と、する必要がなくなった理由

  2. 7

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  4. 9

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

  5. 10

    2025年のヒロイン今田美桜&河合優実の「あんぱん」人気コンビに暗雲…来年の活躍危惧の見通しも