中日がOB井上一樹氏を二軍監督に招へいへ…早くも囁かれる立浪監督の“危うい師弟関係”

公開日: 更新日:

 2年連続最下位に終わった中日が、阪神前ヘッドコーチで球団OBの井上一樹氏(52)を二軍監督に招へいするという。

 今季の中日は56勝82敗5分の借金26と散々だったが、二軍も借金37とサッパリ。立浪監督は来季が3年契約の最終年。育成面にもメスを入れることでチームの浮上を図る。

 その井上氏は8月、矢野燿大阪神前監督のトークショーに出演。参加者によればその際、こんな持論を展開していたという。

「自分のモットーとしては、どれだけ選手にモチベーションをあげさせるか(が大事)。もちろん"肘上げろ脇締めろ"っていう指導も大事ですけど、選手はガキの頃からやってるフォームがあるわけで、“ここをこう変えろ”という指導で劇的に変わるとは思えない」

 選手に強制、強要する指導を否定したうえで、さらにこう続けた。

「例えば、昨日見逃し三振をした打者が、今日の試合でブーンって振って三振したら、”今日の方が振れてるんだから、昨日の自分よりもかっこいいよ”と(言う)。投げる方もそうで、逃げてばかりの四球よりインコースを攻めての四球のほうがかっこいい。そういったことを選手に伝え、脇腹をくすぐってあげる」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?