大谷翔平まさかの“渋チン球団”レイズ移籍? 二刀流獲得と新球場建設で市場価値の高騰狙い

公開日: 更新日:

 レイズを巡っては今年7月、投資家グループから球団の身売りを持ち掛けられており、当時の地元メディアなどの報道によれば、売却額は約10億8500万ドル(約1600億円)。毎年のようにア・リーグ東地区で結果を残しながら昨年、身売りに動いたエンゼルスの市場価格約4480億円の足元にも及ばない。

 今季のレイズは1試合平均観客動員数が1万7781人で、メジャー27位。本拠地トロピカーナフィールドで行われた先のレンジャーズとのワイルドカードゲーム初戦の観客動員は1万9704人で、ポストシーズンでは1919年のワールドシリーズ第7戦(レッズ対ホワイトソックス)の1万3923人に次いで少なかった(コロナ禍の20年を除く)。興行面では苦戦が続いているものの、今年9月にはフロリダ州セントピーターズ市が総工費約1885億円を負担し、開閉式のドーム球場(28年開場予定)を建設することで合意したばかり。

 スチュワート・スターンバーグ・オーナーは新球場建設に加え、メジャーで唯一無二の二刀流で多額の利益をもたらす大谷を獲得することによって、球団の付加価値を上げ、投資家への売却額のつり上げを狙っているともっぱらだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋