大学駅伝三冠監督が「全国都道府県対抗男子駅伝」を「目を皿のようにして」見ていた理由

公開日: 更新日:

 その順大を9度の優勝と2000年に大学駅伝3冠に導いた沢木啓祐元監督は、「指導者の時、この大会は目を皿のようにして見ていた」と言ってこう続ける。

「毎年12月に京都で行われる全国高校駅伝は都道府県の予選で優勝した学校がチームで出場する。必ずしも出身地のトップ選手が出場するとは限らない。しかし、今大会の高校生は各県のトップが単独で出てくる。このコースは高低差がないので箱根の山登り、山下りの適性はわからないが、1区で逃げる走りができるか、フォームを見て2区を走るくらいの伸びしろはあるか、後半の単独走なら向いているかなど、区間配置を考えながら見ていた。進路が決まっていない2年生や高校総体など大きな大会に出られなかった3年生のスカウティングにも参考になりました」

 ちなみに、沢木元監督も高く評価する須磨学園の折田は、今年の箱根で優勝した青学大へ進学予定だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    竹内結子さん、石原さとみに立ちはだかった女優35歳限界説

  2. 2

    「俺は帰る!」長嶋一茂“王様気取り”にテレビ業界から呆れ声…“親の七光だけで中身ナシ”の末路

  3. 3

    巨人・岡本和真がビビる「やっぱりあと1年待ってくれ」…最終盤に調子を上げてきたワケ

  4. 4

    沢口靖子はまさに“奇跡のアラ環”!「2025年で『60歳』のお美しい女性有名人」圧倒的1位の原点

  5. 5

    視聴率トップ「モーニングショー」山口真由氏に続き…女性コメンテーター2人も"同時卒業"の背景と今後

  1. 6

    米倉涼子の"体調問題"が各界に波紋…空白の1カ月間に一体何が? ドラマ降板情報も

  2. 7

    山口真由氏「妊娠・休養」報道で人気を証明 復帰後に約束された「最強コメンテーター」の道

  3. 8

    杉田かおるが財閥創業者の孫との離婚で語ったこと

  4. 9

    林芳正氏が自民党総裁選“台風の目に”…「2強」失速でまさかの決戦投票進出あるか

  5. 10

    叱責、鉄拳、罰金…試練の日々で星野監督よりも「怖かった人」