オリックス福良淳一GM「(高卒選手育成の秘訣は)ありませんが、強いて言えば…」

公開日: 更新日:

「1位はみんなで考えて決めている。方針というより、発掘してくるスカウトの目が優れているんじゃないですか」

 ──昨秋は4位まで高校生を指名するなど徹底している。

ドラフト戦略と並んで、指名した高校生を育てる育成力も大事。スカウトもそうだけど、育成を手助けしているコーチ陣も優れていると思います」

 ──3年間はファームでじっくり体づくりを徹底するとか、高卒選手育成の秘訣は?

「そういうものはありません。強いて言えば、どんどん実戦経験を積ませること。実戦の中でしか覚えられないことが多いので、投手で肩、肘に問題がなければ、どんどん上(一軍)に上げて実戦に出していきます」

■「できると判断したらすぐに一軍で使う」

 ──昨季は高卒3年目の山下舜平大(21)が、プロ初登板で開幕投手を務める規格外のデビューでした。

「舜平大はファームで2年間やって、いけるという判断だったので抜擢しました。宮城は1年目にデビュー(して初勝利)。2年目は開幕ローテ入りして2ケタ勝利(13勝4敗)を挙げた。年数などは決めずに、できると判断したら、スピード感を持ってすぐに上で使うことですね」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった