ドジャース大谷の実戦復帰「先送り」は吉か凶か? オープン戦で打席数を稼げず開幕の恐れ

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 ここまでキャンプは順調な仕上がりを見せているが、ここにきて、大谷の実戦復帰が先送りされた。

 ロバーツ監督は日本時間19日の会見で、23日のパドレス戦で初戦を迎えるオープン戦出場について「木曜日(現地時間22日のパドレス戦)は出ない。じきにプレーすることになると思うが、今週末ではない」と、早くても初戦は26日のアスレチックス戦になるとの見通しを示した。

 敵地での試合も組まれているため、パドレスとの韓国開幕戦(3月20、21日)までオープン戦の出場機会は限られることになる。なにしろ右肘の手術明け。リハビリしながらの調整だけに、首脳陣が実戦での起用に慎重になるのは当然だ。

 そこへいくと、ド軍に限らず、各球団の主力打者の多くは毎年、オープン戦には25試合前後、出場するのが一般的。

 ロバーツ監督は「彼(大谷)にとって最も重要なのは開幕に間に合わせることだ」と、韓国でのオープニングゲームで起用する意向を明かしているが、オープン戦で打席数を稼げないまま開幕を迎える可能性もある。

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