ドジャース大谷の実戦復帰「先送り」は吉か凶か? オープン戦で打席数を稼げず開幕の恐れ

公開日: 更新日:

 ドジャース大谷翔平(29)が移籍後初の実戦で第1号を放った。

 日本時間20日、キャンプ地アリゾナ州グレンデールで初めて実戦形式の打撃練習であるライブBPに臨み、2打数1安打、1四球、1三振。首脳陣や同僚の山本由伸(25)の他、昨季までエンゼルスを指揮したフィル・ネビン氏が見守る中、3人の投手と対戦。元広島の右腕フレージャーから四球を選ぶと、救援右腕トライネンの初球に手を出し、左足に自打球。打席で苦悶の表情を見せたが、何事もなかったかのように打席に立ち、空振り三振に倒れた。

 大谷がチーム関係者、ファンの度肝を抜いたのが第3打席だった。

 中継ぎ右腕ファイアライゼンに対し、フルカウントからの甘く入った変化球を捉え、中堅右横にライナーで叩き込む推定飛距離125メートルの一発を放った。移籍後、初アーチを献上したファイアライゼンは練習後、日米のメディアに囲まれ「彼が健康で、しっかりとスイングして本塁打を打つのを見ることができた。ショウヘイはパワーがあるので、打たれた瞬間、入ったなと思った」と振り返った。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋