オイルマネー侵食の懸念…LIV組の優勝阻止失敗ならますます世界ランキングは形骸化

公開日: 更新日:

 今年、久常涼(21)とともに特別招待されたLIV組のJ・ニーマン(25・同ランク93位)について、17年覇者のS・ガルシアは英BBCのインタビューで「ニーマンは多分世界のトップ10、悪くてもトップ15に入るということを彼ら(マスターズ委員会)は知っているから招待したんだ」と述べている。

「LIVが設立された21年からのメジャー勝者には、ラーム、ミケルソン、C・スミス、ケプカとLIV組がズラリ。現在の世界ランキングは体をなしていないという言い分はもっともです」(前出の吉川氏)

 だからこそ、PGAツアーの関係者はLIV組に勝たれては困るのだ。

 ちなみに、通算4オーバー68位発進の松山英樹(32)は通算6オーバー50位で予選通過。久常は通算12オーバーで予選落ちした。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした