巨人に救世主候補不在で囁かれる「補強は急務」…貧打に加え救援投手陣にも陰り

公開日: 更新日:

 さるチーム関係者がこう言う。

「阿部監督は投手を中心とした守りの野球で戦うつもり。中川が早く戻ってきてくれたら、ヘバってきた救援陣も助かる。大勢と中川のことは二軍の首脳陣と密に連絡を取り合っているそうですから。悠長なことを言えるチーム状況ではなくなりつつあるだけに、7月の球宴前には一軍復帰する可能性はありそうです。しかし、中川はかねてケガがちで、今回は2カ月も離脱している。大勢も含めた2人の復帰は慎重に見極めたいところ。なかなかアテにしづらいのも確かです」

 そして何より深刻なのは打線だ。チーム打率.232(リーグ5位)の貧打にあえぐ中、この日は今季11度目の完封負け。先日、報道陣から「救世主候補はいないのか」と振られた阿部監督は「そんなのがいたらとっくに呼んでるよ」と嘆いていたという。

 チーム周辺では「補強は急務」との声も聞かれるが…。(つづく)

  ◇  ◇  ◇

「もちろん、巨人のフロントは手をこまねいて見ているワケではありません」とは、さる球界関係者。交流戦に入ってから巨人の編成担当者の動きが慌ただしくなっており、交流戦明けにパ球団とのトレードを画策しているともっぱらだという。巨人はどこの選手を狙っているのか。逆に、トレードの「タマ」として他球団から大人気の選手は誰なのか。

●関連記事【続きを読む】…ではそれらについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々

  4. 4

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  5. 5

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  1. 6

    カミソリをのみ込んだようなのどの痛み…新型コロナ「ニンバス」感染拡大は“警戒感の薄れ”も要因と専門家

  2. 7

    萩生田光一氏に問われる「出処進退」のブーメラン…自民裏金事件で政策秘書が略式起訴「罰金30万円」

  3. 8

    さらなる地獄だったあの日々、痛みを訴えた脇の下のビー玉サイズのシコリをギュッと握りつぶされて…

  4. 9

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  5. 10

    辻希美“2億円豪邸”お引っ越しで「ご近所トラブル」卒業 新居はすでに近隣ママの名所