女子プロゴルフ協会「過去最高益5億円超」も使途説明せず…まるでカネ集めに奔走しているだけ

公開日: 更新日:

 日本女子プロゴルフ協会は今年3月に2023年度の決算を承認し、過去最高益となる5億円を超えた、と発表した。

 ところが、「コロナ禍の3年間での赤字を上回る収益になったものの、赤字が帳消しになったわけではない。小林浩美会長は誇らしげに収益についてコメントしたが、もちろん主催者には何の説明もありません。協会内部でも配信事業を始めて儲かっているわけでもないのに、“あんな情報を発信していいのかしら”と心配する声もあります」(ツアー関係者)。

 小林会長が進めるツアー改革の目的は本来、女子プロの地位向上や年金システムの構築だったはずだが、そんな話もてんで聞こえてこない。

「5億円の利益を得て、その使い道が何も明かされていない。託児所の件もそうです。ママさんプロが活躍できるようにツアー会場に託児所が設置されているのですが、5億円も収入があるのなら協会が設営、費用を負担すればいいのですが、1円も出していない。そのカネも主催者に要求しているのが現状です。協会はカネ集めに奔走しているだけにしか見えません」(テレビ関係者)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    JリーグMVP武藤嘉紀が浦和へ電撃移籍か…神戸退団を後押しする“2つの不満”と大きな野望

  2. 2

    広島ドラ2九里亜蓮 金髪「特攻隊長」を更生させた祖母の愛

  3. 3

    悠仁さまのお立場を危うくしかねない“筑波のプーチン”の存在…14年間も国立大トップに君臨

  4. 4

    田中将大ほぼ“セルフ戦力外”で独立リーグが虎視眈々!素行不良選手を受け入れる懐、NPB復帰の環境も万全

  5. 5

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  1. 6

    FW大迫勇也を代表招集しないのか? 神戸J連覇に貢献も森保監督との間に漂う“微妙な空気”

  2. 7

    結局「光る君へ」の“勝利”で終わった? 新たな大河ファンを獲得した吉高由里子の評価はうなぎ上り

  3. 8

    飯島愛さん謎の孤独死から15年…関係者が明かした体調不良と、“暗躍した男性”の存在

  4. 9

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  5. 10

    中日FA福谷浩司に“滑り止め特需”!ヤクルトはソフトB石川にフラれ即乗り換え、巨人とロッテも続くか