大谷が28年ロス五輪に出場意欲でも野球は完全消滅危機…クリケットに取って代わられる?

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 国際オリンピック委員会は来年のIОC総会(ギリシャ)でブリスベン五輪の追加種目を決定する。世界の競技人口、人気度では野球をはるかに上回るクリケットは豪州でも盛んなだけに、ロス五輪に続いて採用される見込みだ。

 クリケットに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言う。

「ブリスベン五輪組織委は、同市内にあるクリケット場に巨費を投じて改修を図るなど、実施に向けて熱心に動いています。英連邦を中心に盛んなクリケットの競技人口はバレーボール(5億人)、バスケットボール(4億5000万人)に続いて3億人で3位につけている。近年は米国でもインド系移民を中心に若者の支持を集めています。好景気に沸くインドマネーを取り込みたいIОCの思惑もあってクリケットが存続し、野球が行われるのはロス五輪が最後になるかもしれません」

 そんな中、IОCは現地23日、パリで総会を開き、コンピューターゲームの腕を競う新設大会「オリンピック・eスポーツ・ゲームズ」を来年、サウジアラビアで開催することを決めた。IОCは今後、実施するゲームの種類を、関係団体と協議するという。

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