卓球女子団体に危険信号…利き手故障中の早田ひなは「執拗攻撃」に耐えられるか

公開日: 更新日:

【パリ五輪】卓球女子団体戦

 16チームが戦う団体戦。

 第2シードの日本は決勝まで中国と当たらないが、そこまで勝ち進むのも厳しそうだ。

 日本時間5日に1回戦でポーランドを3-0で下したものの、第1試合のダブルスに登場した早田ひな(24)の状態がよくない。1日のシングルス戦準々決勝で痛めた左手首の状態が回復せず、この日もテーピングをして戦ったが、得意のフォアハンドは抑え気味でバックはほとんど返せない。そこを相手に狙われポイントを落とす場面が目立った。

 第1試合はペアを組んだ平野美宇(24)の奮闘により3-1で勝利。その後は、五輪初登場の張本美和(16)のシングル戦をベンチで応援。張本がポイントを取っても両手で拍手できず、右手で左胸や右の太ももを叩いて左手を庇っていた。

 ポーランドとは力の差があって早田の出場はダブルス1試合で済んだが、準々決勝からはそうはいかないだろう。団体戦はダブルス1試合とシングルス4試合で争い、3試合を取ったチームが勝つ。この日のように早田の出番をダブルス1試合だけにとどめる展開になるとは限らない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    すい臓がんの治療が成功しやすい条件…2年前に公表の日テレ菅谷大介アナは箱根旅行

  3. 3

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  4. 4

    高市首相「午前3時出勤」は日米“大はしゃぎ”会談の自業自得…維新吉村代表「野党の質問通告遅い」はフェイク

  5. 5

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  1. 6

    「戦隊ヒロイン」ゴジュウユニコーン役の今森茉耶 不倫騒動&未成年飲酒で人気シリーズ終了にミソ

  2. 7

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  3. 8

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 9

    志茂田景樹さんは「要介護5」の車イス生活に…施設は合わず、自宅で前向きな日々

  5. 10

    NHK大河「べらぼう」に最後まで東洲斎写楽が登場しないナゼ?