村竹ラシッド「世界から最も遠い種目」で5位入賞の大快挙!来秋の世界陸上メダルにも現実味

公開日: 更新日:

【パリ五輪】男子110メートル障害 5位入賞

 パリ五輪の陸上男子110m障害で日本人初のファイナリストになった村竹ラシッド(22)が、日本時間9日早朝の決勝で5位に入賞。1932年ロス五輪100mで6位に入り「暁の超特急」と呼ばれた吉岡隆徳を上回る、日本男子五輪短距離の最高順位をマークする快挙を果たした。

 タイムは13秒21。1台目のハードルを足にかけて倒しながら、3位銅メダルのブロードベル(ジャマイカ)とは0秒12差で、「この舞台を走れた楽しさもあれば、メダルを取れなかった悔しさもある」と振り返った。

 日本人にとって「最も世界から遠い種目」と言われてきた110m障害で、現実的に「メダル」を口にすること自体、考えられなかったこと。村竹は来年9月に東京で開催される世界陸上でのメダル取りを誓ったが、夢物語ではなくなった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    俺と巨人ガルベスの大乱闘の一部始終…落合博満さんのヘッドロックには気を失いかけた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」

  5. 5

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  1. 6

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか

  2. 7

    メジャー今オフにも「二刀流ルール」撤廃の可能性…ドジャース&大谷翔平に他球団のやっかみ集中

  3. 8

    “児童ポルノ”で衝撃逮捕!日本サッカー協会・影山技術委員長の素性…「精神的な負担を抱えていた」の声も

  4. 9

    奈良の鹿愛護会が語った現場のリアル…「シカさんをいじめるな!」の裏に横たわっている大問題

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発