巨人先発「6人目の男」不在の大問題…メンデスに白羽の矢も抜擢理由は“消去法”で

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 6人目の男よ出てこい!

 巨人は29日のヤクルト戦で2年目のヨアンデル・メンデス(29)が、今季初登板だった4月3日の中日戦以来となる約5カ月ぶりのマウンドに上がる。

 先週23日の中日戦に先発した西舘が5回4失点でKO。翌24日に登録を抹消されたため、代役として白羽の矢が立った。

 巨人の先発ローテは、12球団トップの12勝の菅野、9勝のエース戸郷、8勝の山崎伊の3本柱に加え、7勝の井上、5勝のグリフィンが務めるが、問題は「6人目の男」がいないことだ。

 8月中に赤星がチャンスをもらったものの、毎試合失点を繰り返し、前回登板は中継ぎに回った。9日の中日戦で先発した又木も1回5失点と炎上。即二軍行きとなった。さるファーム関係者がこう言った。

「メンデスは二軍戦で6勝(5敗)、防御率も3点台(3.71)と可もなく不可もなくといった成績。助っ人だし、良かったらとっくに一軍に呼ばれているでしょう。前回23日の西武戦が5回2安打無失点と良かったことでローテの谷間に投入されることが決まった。ただ、一軍での登板は実に5カ月ぶり。西舘、赤星、又木がダメ。二軍に推薦できる先発投手がいないので“消去法”で仕方ありませんが……」

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