ドジャース地区連覇なら大谷は「強制休養」の可能性…個人記録より“チーム世界一”が最優先

公開日: 更新日:

 今季は昨年9月に右肘靭帯修復手術を受けたため、DH限定で起用されているとはいえ、休養はわずか2試合のみで、チーム最多の155試合に出場。707打席はレッドソックスのジャレン・デュラン外野手(28)の719に次いでメジャー2位だが、ナ・リーグではレッズのエリー・デラクルーズ内野手(22)の679を抑えてダントツ。同じDH限定で、本塁打争いのライバルであるブレーブス・オズナでさえ、667打席に留まっていることから、大谷がいかに打席に入っているかがわかる。

 地区優勝決定後は、ポストシーズンに備えて主力を休ませるのがドジャースの常套手段。昨季は9月16日に地区優勝を決めると、ベッツ、フリーマン、スミス、マルチネス(現メッツ)らを交代で休ませている。

 本塁打、打点(125)の二冠が濃厚な大谷。20年以来4年ぶりの世界一に向けて、個人記録よりも、チームの世界一が優先されそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 そんな大谷だが、ポストシーズンへの懸念点がある。この問題にイチローやカブレラ、ジャッジなどレジェンドたちも苦しめられたという。いったいどういうことか。大谷の「敵」とは。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  2. 2

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  5. 5

    オリックスまさかのドラフト戦略 「凶作」の高校生総ざらいで"急がば回れ"

  1. 6

    ヤクルト2位 モイセエフ・ニキータ 《生きていくために日本に来ました》父が明かす壮絶半生

  2. 7

    オリ1位・麦谷祐介 暴力被害で高校転校も家族が支えた艱難辛苦 《もう無理》とSOSが来て…

  3. 8

    “代役”白石聖が窮地を救うか? 期待しかないNHK大河ドラマ『豊臣兄弟』に思わぬ落とし穴

  4. 9

    福山雅治は"フジ不適切会合参加"報道でも紅白で白組大トリの可能性も十分…出場を容認するNHKの思惑

  5. 10

    バスタオル一枚の星野監督は鬼の形相でダッシュ、そのまま俺は飛び蹴りを食らった