球界No.1捕手がFA宣言! ソフトバンク甲斐拓也の争奪戦は巨人以外にもチャンスあり?

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 金額面を考えればソフトバンク残留か、巨人に移籍の2択に見えるが……。

 昨13日、東京五輪や昨年のWBCで日本代表の正捕手を務めた甲斐拓也(32)がFA宣言した。

 巨人からの評価が高く、正捕手流出の危機にソフトバンクも全力で慰留。すでに「4年12億円で残留要請」など、具体的な数字も報じられている。

 今季、甲斐の年俸は2億1000万円。一部の資金力豊富な球団しか手を出せそうにないが、球団OBは「甲斐が求めているものは出番、というよりも起用法です」と、こう続ける。

「今季は若手捕手育成のため、週に1度はベンチスタートを余儀なくされた。それが球団の方針であることは、甲斐自身も理解している。ただ、それでも、『なんで元気なのに休まなきゃならないんだ』と、感情では納得がいってないようです」

 甲斐は今季119試合に出場。139試合だった昨季から20試合も出番が減った。残留なら、その傾向にますます拍車がかかるのは明白だ。

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