代表主力DF2人の離脱が森保監督には「ケガの功名」に?谷口彰吾はアキレス腱断裂、冨安健洋はケガのデパート

公開日: 更新日:

 森保一監督率いる日本代表は15日、2026年北中米W杯アジア最終予選・インドネシアとのアウェー戦に臨む(日本時間午後9時キックオフ)。 

 森保ジャパンは12日に全メンバー27人が練習場に集結。その日の朝に到着したばかりのスペインFW久保建英(23)、ポルトガル1部MF守田英正(29)が別メニュー調整となったが、13日現地午後5時スタートの練習では、どの選手もリラックスした表情で軽快な動きを見せた。

 FIFA世界ランク15位の日本に対してインドネシアは130位。インドネシアにルーツがあり、旧宗主国であるオランダ生まれのプロ選手を短期間に帰化させてチーム力をアップさせているが、順当ならば日本の絶対有利は揺るがない。

「もっとも懸念材料もある。森保ジャパンの3DFシステムのセンターを務める33歳のベテランDF谷口彰吾が、8日の国内リーグ戦で左足アキレス腱を完全断裂。戦線離脱してしまったのです」と、あるサッカー関係者がこう続ける。

「左右のDFの立ち位置を指示したり、守備的MFが下がってDFラインに入った場合の統率力など、3DFのセンターを務める選手には経験値の高さも必要。インドネシア戦は、もっぱら3DFの右を任されていたドイツDF板倉滉(27)がセンターに入り、左にはレフティーのベルギーDF町田広樹(27)が、右には6月シリーズ以来の代表復帰となった英2部DF橋岡大樹(25)が起用される見込み。森保監督にとって一抹の不安を抱えながらのさい配となるが、2年後のW杯本大会を見据えた場合、今回の谷口の全治半年の大ケガというのは<ケガの功名>というか、大きなプラス材料となるかも知れません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  4. 4

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  5. 5

    timelesz篠塚大輝“炎上”より深刻な佐藤勝利の豹変…《ケンティとマリウス戻ってきて》とファン懇願

  1. 6

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  2. 7

    国民民主党“激ヤバ”女性議員ついに書類送検! 野党支持率でトップ返り咲きも玉木代表は苦悶

  3. 8

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  4. 9

    波瑠のゴールインだけじゃない? 年末年始スクープもしくは結婚発表が予想される大注目ビッグカップル7組総ざらい!

  5. 10

    アヤックス冨安健洋はJISSでのリハビリが奏功 「ガラスの下半身」返上し目指すはW杯優勝