ドジャース ロバーツ監督は“大谷特需”でウハウハ!企業、自治体からモテモテ、ゆくゆくはNPB監督も視野

公開日: 更新日:

 大リーグ史上初の日本生まれの監督が“凱旋”を果たした。

 ドジャース大谷翔平(30)の「50-50」(54本塁打、59盗塁)達成の快挙を後押し、チームを4年ぶりの世界一に導いたデーブ・ロバーツ監督(52)が昨4日、都内で行われた木下グループの新CM発表会見に出席。ロサンゼルスを発つ際、大谷からワールドシリーズ(WS)後に受けた左肩手術リハビリは順調とメールで報告を受け、「東京に着いたら、僕の写真(看板)がたくさんあるから楽しみにしていて」とメッセージが来たと明かすなど、ご機嫌だった。

 来年3月に行われるカブスとの日本開幕シリーズで投打の二刀流復帰を目指す大谷については「3月時点での二刀流は難しい。25年のイニング数を考え、どれだけ投げられるか本人とトレーナーを交えて話し合う必要がある。投手の復帰時期は(WSがある)10月までの計画をもとに考えていきたい」と慎重な姿勢を示した。

 日本人の栄子さんを母に持ち、約20年ぶりに来日したロバーツ監督は企業だけでなく、日本の自治体にもモテモテだ。この日は、生まれ故郷である那覇市が、大谷と山本由伸(26)の日本人選手2人を擁し、自身2度目のWS制覇を称え、「特別栄誉賞」の授与を決定、沖縄県は表彰を検討している。

 ロバーツ監督は22年3月、25年まで3年間の契約延長に合意。ゴームスGMは今オフ、更なる契約延長を検討していると明かしている。少なくとも今後5~6年間は大谷と山本のボスを務めることになるだけに、大谷特需に沸きそうだ。

 木下グループはドジャースとパートナーシップ契約を結んでおり、ドジャースタジアムには同社の看板広告が掲出されている。同社関係者によれば、今回のCM起用はパートナーシップの一環ではなく「ロバーツ監督の人柄に惹かれ、球団ではなく監督個人にオファーした」のだという。

「ドジャースは日本でも人気チームなので、積極的に取り組んでいきたい」とCM出演に前向きな姿勢を見せたロバーツ監督には、今後も企業からオファーが殺到する可能性がある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情