ドジャース ロバーツ監督は“大谷特需”でウハウハ!企業、自治体からモテモテ、ゆくゆくはNPB監督も視野

公開日: 更新日:

ラソーダ監督には「旭日小綬章」を授与

 かつて、ドジャースの監督を務めたトミー・ラソーダ氏(故人)は、野茂英雄(現パドレス球団アドバイザー)の活躍によって日本での知名度が上がり、野茂と缶コーヒーのCMで共演。医薬品メーカーのCMキャラクターにも起用された。ド軍監督退任後の01年には野茂の古巣である近鉄のアドバイザーにも就任。08年には長らく日本球界の発展に貢献したとして「旭日小綬章」を授与された。

 ドジャースで野茂とバッテリーを組んだマイク・ピアザ氏もラソーダ監督同様、日本で人気を呼び、重機メーカーのイメージキャラクターを務めた。

 ロバーツ監督の日本でのインパクトの大きさはラソーダ元監督、ピアザ氏以上。活躍の場はCM出演やアドバイザーに限らず、将来的にドジャース監督を退任した後は、日本の球団からのオファーも考えられる。

 同監督は今季まで通算1357試合で、851勝506敗の勝率.627。メジャー屈指の戦力を誇るとはいえ、16年にド軍監督に就任してからは、9年連続でポストシーズンに導いており、実績は十分。話題性もあるだけに、監督として招聘に動く球団もあるだろう。

 ロバーツ監督は17年、本紙のインタビューにこう話している。

「日本で監督? 何事も決してないとは誰にも言えない。誰にも先のことはわからない。でも、そうなったら母はとても喜ぶだろうね」

 ロバーツ監督は数々の偉業を達成した大谷のパフォーマンスを目の当たりにし、かつては前田(現タイガース)、ダルビッシュ(現パドレス)も部下に持っただけに「日本のファンの野球に対する情熱はすごい。日本の野球をリスペクトしている」と話している。

 大谷効果は指揮官の副業、再就職先にも影響を及ぼしそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 ところで、いまやメジャーリーグの顔となった大谷だが、2028年ロス五輪に本人は乗り気でも「出場できない可能性」が濃厚だという。いったいなぜか。どうして大谷は大舞台に立てないのか。その「3つの理由」とは。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑