《取られ損》《完全にやらかし》オリへFA移籍した九里亜蓮の「金銭補償8400万円」に広島ファン落胆

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 広島は昨16日、オリックスFA移籍した九里亜蓮(33)の補償について、金銭のみとすると発表した。

 去る8日に九里の人的補償に関連するプロテクト名簿がオリックス側から届き、人的補償も含めて検討してきた。最終的に金銭のみとした理由について広島の鈴木球団本部長は「よりいい外国人を取る枠にしようかなと。野手より今は投手を頭に入れている。5人目の外国人でより戦力になる投手を探そうという方針」と5人目の外国人獲得を示唆した。

 70人が上限の支配下登録選手は現在68人。残り2人となっており、育成からの昇格についても同本部長が「枠は空けておきたい」と話したように、すでにパンパンの支配下枠も影響したようだ。

 さる球界関係者からは「そうはいっても、2021年からリーグ3連覇を達成したオリックスは人材の宝庫といわれ、いい若手が多い。28人のプロテクトリスト漏れの中に掘り出し物の投手がいたはず。この時期にあと2枠しか空いてないなんて九里は取られ損ですよ」との声も上がる。実際、ネット上でも〈枠うんぬん言ってるけどそんなの1対2のトレードでもすれば空けられるだろ〉〈広島支配下枠完全にやらかしだよな〉などと、広島ファンとみられる落胆の声が多く寄せられた。

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