佐々木朗希ドジャース入りの舞台裏と余波 パドレス、ブルージェイズは小さくない代償に踏んだり蹴ったり

公開日: 更新日:

 国際ボーナスプールはマイナー選手を放出することで最大60%まで増額できる。そのため3球団は、トレードによって佐々木獲得資金を少しでも増やそうと躍起だった。

「カネの問題だけじゃないでしょう」と、ア・リーグのスカウトがこう続ける。

「佐々木が最も危惧しているのは、どの球団もロースター(メジャー)の確約をしていない点。スプリングトレーニングの結果次第でメジャーに昇格できない可能性もあるだけに、ロースター確約をめぐって各球団と佐々木サイドの間では激しい攻防が繰り広げられたのではないか」

 一方、涙をのんだパドレス、ブルージェイズは、踏んだり蹴ったりだろう。

 国際ボーナスプールをフルに佐々木につぎ込む必要があったため、トレードで若手有望株を失った挙げ句、佐々木も逃す結果になった。

 米メディアで撤退が報じられていたパドレスは、17日にドミニカ共和国出身の2選手の獲得に切り替えたものの、最終候補に残ったがゆえに有望選手の獲得に後手を踏んだ。ブルージェイズに至ってはこの日、ガーディアンズとのトレード成立を発表したばかりだった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    佐々木朗希の選手会脱退に「情けないし、寂しい」 球界に広がった“第2の朗希”への危機感

  2. 2

    (1)阿部監督の暴行事件は巨人にとって“渡りに船”だったか…異様に早い「解任判断」の裏側

  3. 3

    ドジャース大谷6年連続オールスタースタメンに暗雲…建国250周年の地元票が生む“フィリーズ包囲網”

  4. 4

    大谷翔平が負傷して出血…ドジャース指揮官は軽症強調もサイ・ヤング賞に悪影響を及ぼす懸念

  5. 5

    阪神1位・森下翔太を英才教育 父親が明かす「マイホーム購入の判断も野球ありきでした」

  1. 6

    巨人・橋上秀樹監督代行とは何者か…原辰徳氏には干され、阿部監督が心酔した“野村ID野球”の継承者

  2. 7

    巨人橋上監督代行が坂本勇人に肩入れする事情…出場メンバーとオーダーに“唯一”口を出した

  3. 8

    阪神・森下翔太がファンから「態度悪い」と非難されるワケ…球宴中間投票セパ最多21万票なのになぜ

  4. 9

    佐々木朗希がゴネた末の契約合意 この時すでに米挑戦は“既定路線”になっていた

  5. 10

    ドジャース大谷翔平「サイ・ヤング賞&首位打者」同時授賞に現実味 4年連続5度目のMVPは既定路線

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希の選手会脱退に「情けないし、寂しい」 球界に広がった“第2の朗希”への危機感

  2. 2

    (1)阿部監督の暴行事件は巨人にとって“渡りに船”だったか…異様に早い「解任判断」の裏側

  3. 3

    ドジャース大谷6年連続オールスタースタメンに暗雲…建国250周年の地元票が生む“フィリーズ包囲網”

  4. 4

    中傷動画疑惑に「ナメプ」連発の高市首相に大打撃! 共同通信の作成者証言報道を皮切りにメディア総攻撃開始

  5. 5

    「ペチュニア」と「キンギョソウ」が見頃を迎えた花と緑のテーマパーク「東京ドイツ村」入場券を5組10人にプレゼント

  1. 6

    セクシー女優・藤咲まいが「台湾売春」で逮捕 高額ギャラの裏側にある“ホスト沼”の存在

  2. 7

    「ベンチ裏で泣いた」佐々木朗希に囁かれたメジャー適応力への不安…野茂英雄との決定的な違い

  3. 8

    東京都内の選挙で自民また手痛い負け…「リベラル一掃を」と鼻息荒かった杉並区長選も暗い先行き

  4. 9

    佐々木朗希がゴネた末の契約合意 この時すでに米挑戦は“既定路線”になっていた

  5. 10

    高市首相の閉鎖ブログに残された「不都合な真実」…国会で大見得《過去に週刊誌を訴えた》は虚偽なのか?