豚肉を食べない金峰山のパワーの源…朝青龍に見いだされ来日、大好物は寿司や刺し身

公開日: 更新日:

 ついに土がついた。

 無敗街道を突っ走っていた西前頭14枚目の金峰山(27)が、小結阿炎に突き落とされて初黒星。立ち合いの出足をもろ手で止められ、いなされると土俵にばったりと両手をついた。

 その間、わずか1秒。それでも、1敗の千代翔馬も敗れて単独トップはキープし、「思い切りいったけど、肩に力を入れ過ぎた。でも、体は動いている」と振り返った。流暢な日本語を話すが、出身は中央アジアのカザフスタンだ。

 母国で柔道をしていたところ、たまたま現地を訪れていた元横綱朝青龍の目に留まり、18歳で現在の目黒日大高に編入したのは有名な話。日大卒業後の2021年11月場所でデビューし、22年9月場所で十両昇進。同国出身初の関取になった。

「カザフスタンは人口の約70%がイスラム教徒。金峰山も宗教上の理由で豚肉、酒を口にしない。所属の木瀬部屋ではちゃんこに豚肉を使う際は、金峰山用に別のメニューを作っています」

 とは、部屋OB。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状