ドジャース大谷「打撃の仕上がり」目安はストライクゾーンの見極め…《シンプルにゾーンを振ること》

公開日: 更新日:

好球必打を徹底

 大谷は2018年にエンゼルスに移籍して以来、キャンプ、オープン戦でボール球に手を出さないことを意識してきた。リアル二刀流で結果を残した21年以降は、相手バッテリーの攻めが厳しくなる上に勝負を避けられるケースが増えた。結果を求めるあまり、難しい球に手を出せば相手の思うつぼになりかねないだけに、大谷は「シンプルにゾーンを振ること。振りにいっていいボールに対してアプローチできているかをチェックしています」と好球必打を徹底すると話している。

 パドレスと韓国で開幕を迎えた昨季はなかなか、バットから快音が響かなかった。開幕から9試合、40打席連続ノーアーチの自己ワーストを更新したのも、ドジャース移籍1年目で調整のペースが掴めず、コースの見極めができないまま見切り発車を強いられたからだ。

 大谷が言う「シンプルにゾーンにアプローチ」できれば、万全の状態で日本開幕シリーズに臨める。カブスの開幕投手を務める今永昇太(31)から開幕アーチも期待できそうだが……。

 その大谷は25日、キャンプ地で調整。キャッチボールでは、今キャンプで初めてスプリットを試した。由伸は27日のブルワーズ戦に備え、ブルペンで42球を投げ込んだ。

  ◇  ◇  ◇

 ところで、いまや本場米国でメジャーリーグの顔となった大谷だが、2028年ロス五輪に本人は乗り気でも「出場できない可能性」が高いという。いったいなぜか。どうして大谷は大舞台に立てないのか。その「3つの理由」とは。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?