実は一番ヤバい?大学スポーツ界もオンラインカジノ騒動に戦々恐々

公開日: 更新日:

 プロ野球で8球団15人の利用者が判明したオンラインカジノ騒動。これに戦々恐々としているのが大学スポーツ界だという。

 体育会系部員による体罰、パワハラ、イジメにとどまらず、違法薬物の所持・乱用も表沙汰になるなど、不祥事が相次いだのは記憶に新しい。

「数年前にコロナ禍で活動中止になるなど、部員は家や寮に籠もる期間が長かった。それを機に犯罪や犯罪まがいの行為に手を染める学生もいた。あるスポーツ名門大では数年前、部員による詐欺事件が発覚し、警察沙汰になっている。オンラインカジノで多額の借金を抱え、同僚部員と金銭トラブルに発展した事例もあると聞く。芸能界、プロ野球界での相次ぐカジノ利用者発覚を機に、騒動の飛び火を恐れる大学関係者は少なくありません」(大学事情に詳しいジャーナリスト)

 実際、NHKは先日、オンラインカジノ問題のニュースで、スポーツベッティングに500万円をつぎ込んだという男子大学生が、ギャンブル依存で病院に通っている実態を明らかにした。この学生がスポーツ部員かどうかは定かではないが、大学生がオンラインカジノにハマり込む事例は少なくない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲