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菅谷齊東京プロ野球記者OBクラブ会長

1943年、東京都生まれ。共同通信社でV9時代の巨人をはじめ、阪神などを担当。1970年代からメジャーリーグも取材した。野球殿堂選考代表幹事を務めたほか、三井ゴールデングラブ賞設立に尽力。現在は東京プロ野球記者OBクラブ会長。

貧打解消を狙い文字遊びで球団名を変更…故・田村駒治郎オーナーの「とんでもエピソード」

公開日: 更新日:

 情熱が結果に結びついたのはセ・パ2リーグになった50年。松竹と資本提携して「松竹ロビンス」となり、エース真田重男の39勝、主軸小鶴誠の51本塁打でセ優勝を飾った。日本シリーズでは毎日オリオンズに敗れたものの、田村駒は歓喜の渦のなかで持ち芸の裸踊りをやってのけた。70年に殿堂入り。

 繊維不況のあおりを受けて53年に球界から去った。最後までチームの売却には抵抗したといわれる。田村駒が愛したチームは大洋ホエールズなどを経て昨年日本一のDeNAとなった。

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