岩井明愛・千怜姉妹が大ピンチ!米ツアーいまだポイントゼロで「リシャッフル」まで残り5試合

公開日: 更新日:

 米女子ツアーは今週から米国本土に戻る。27日開幕のフォード選手権には13人の日本勢が初めて一堂に会するが、気になるのが岩井明愛、千怜(22)の双子姉妹だ。

 昨年末の予選会で同ツアーの出場権を得たルーキーは、年2回のリシャッフル(出場優先順位の見直し)がある。今季1回目は5月1日開幕のブラックデザート選手権終了後。そこまでにポイントランキング(PR)80位以内に入れば、出場カテゴリーが15番目から8番目までアップし、2回目のリシャッフル(7月)まで出られる試合が増える。81位以下なら激減するため、対象者はシーズン序盤に多くのポイントを稼ぎたい。

 山下美夢有(23)は開幕から3試合でベスト10入りが2度あり、すでに263ポイントを獲得。PR15位でリシャッフルを気にすることはない。ところが、2試合に出ている岩井姉妹はいまだポイントゼロ。今季デビュー戦となったファウンダーズカップは揃って予選落ちし、明愛が2位、千怜が24位だったホンダLPGAは推薦出場のためポイントは与えられなかったからだ。

 痛かったのは5戦目のブルーべイLPGA。この大会は出場権がありながら、マネジメント会社のエントリーミスによって出場できず、仕方なく国内開幕戦に出場した。その国内開幕戦で千怜は連覇を果たし、明愛も7位タイでフィニッシュしたものの、もちろん米ツアーのPRの対象外。前週の米ツアー大会は開催延期となって、ポイントを稼げる試合がさらに1つ減ってしまった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  2. 2

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    安倍元首相銃撃裁判 審理前から山上徹也被告の判決日が決まっている理由

  5. 5

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  1. 6

    マツコ・デラックスがSMAP木村拓哉と顔を合わせた千葉県立犢橋高校とは? かつて牧場だった場所に…

  2. 7

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  3. 8

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  4. 9

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」